令和7年度石川県防災総合訓練

2025年11月2日(日) 石川県かほく市

 加賀地方で線状降水帯による豪雨、さらに邑知潟断層帯を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、かほく市で震度7の観測したことを想定した石川県の実動訓練です。当院からはDMAT 1隊とコントローラー3名が参加しました。

① チーム参加:診療エリア(黄色)

 山口医師、平看護師、笹木看護師、渋谷調整員、澤本調整員が参加。
 実際の大規模災害の際、怪我をされた方をトリアージと呼ばれるふるい分けを行い、怪我の程度によって色分けされたエリアに分けられます。(図参照)
 当院のチームは「黄色エリア」での活動となりました。活動内容としてはトリアージ後に選別され黄色判定となった傷病者を受け入れ、病態把握、処置、搬送等の調整を黄色エリアの隊員で対応します。途中、傷病者の容態が変わり、黄色エリアから赤エリア(重症エリア)への移動もあり、実際に起こりうる状況を想定した中での活動となりました。また実際の災害現場での救助を想定した訓練を間近で見ることが出来、緊迫した状況の中で警察、消防、自衛隊など複数の関係機関の連携が重要だと改めて感じた訓練でした。

② コントローラー参加:現場指揮所、応急救護所

 唐木調整員が参加。現場指揮所、応急救護所のコントローラーを担当しました。訓練開始時には降雨でレイアウト等苦労されていましたが、DMATと消防リエゾンの連携がスムーズに行われ、傷病者の搬送等的確な指示により滞りなく訓練を終えることが出来ました。

③ コントローラー参加:社会福祉施設支援

 安間医師が参加。被災した特別養護老人ホームへDMATが訪問し、施設の現状分析と課題シートに基づいて問題点の抽出、活動方針の策定を行いました。その後、上位本部への報告を実施し、災害時の連携体制を確認することができました。
 施設職員の皆様にとっては初めての災害対応訓練となりましたが、「実践的な災害対応について学ぶことができた」と大変喜んでいただき、施設の防災意識向上につながる有意義な機会となりました。
 また、当日は県長寿社会課も参加され、医療チームと福祉施設、行政の三者間で活発な情報交換を行うことができました。