病院長挨拶

病院長 尾山 勝信

 4月から病院長を務めさせていただく尾山勝信です。大役に身の引き締まる思いです。日々の診療を大切にしながら、患者さんはもちろんのこと、職員にとってもよりよい病院となるよう取り組んでいく所存です。
 まず、今年1月の震災で被害にあわれた方々に謹んでお見舞い申し上げます。当院でも被災された患者さんを治療させていただきました。発災早期は混乱の中、手探りで治療に当たらせていただきました。3か月が経過して落ち着いてきた感じはありますが、復興にはまだまだ力が必要です。今後も協力を惜しまず、少しでも手助けができるよう努力していきたいと考えております。
 2023年のラグビーワールドカップには心を熱くされた方も多いと思います。私も学生時代にラグビーをしておりましたが、当時から大好きだった『One for All, All for One』の言葉を胸に頑張っていきたいと考えております。規律を大切にしながら、的確な司令塔のもと、自分の持てる力を最大限に発揮し、チームに勝利をもたらすことはこの上ない喜びです。患者さんに良い医療を提供することは一人の力でできるものではありません。それぞれのポジションに応じた役割をはたし、その力を結集することにより大きな力を発揮することができます。良いチームを作り上げることは、適正な医療を行うためには必須です。またその経験は職員一人一人の力となり、さらなる発展につながることでしょう。職員が一丸となり、当院の基本方針にもあります『ぬくもりとおもいやりの医療・介護』を実践するために、『医療DX』、『働き方改革』、『高度医療・救急医療体制の充実強化』など多くの喫緊の課題にワンチームとして取り組んでいく所存です。
 私は外科が専門ですが、外科手術においてロボット支援手術が予想を超える早さで普及しています。当院ではいち早くこの技術を導入し、先進的な治療にとりくんできました。これまで培ってきた経験と技術を生かし、さらに『体に優しい高水準の医療』をお届けしていきたいと考えています。外科のみならず、多くの新しい治療法や診断方法が報告されています。全ての分野で最新かつ最適な医療を行うために日々の研鑽を大切にしたいと考えております。

令和6年4月 公立松任石川中央病院
病院長 尾山 勝信