令和5年度 病院指標

令和5年度 公立松任石川中央病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 181 82 142 193 371 551 951 1,958 1,436 566

令和5年度退院患者の人数を年齢階級別に集計したものです。60歳以上の占める割合は76.4%、80歳以上が31.1%と比較的重症化しやすい高齢者の割合が高くなっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

循環器内科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0203xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術処置1なし、1,2あり 手術処置2-3あり 180 7.28 9.40 0.00% 73.75  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術処置1なし、1,2あり 手術処置2なし 109 5.93 4.26 0.00% 71.65  
050050xx9923xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術処置1-2あり 手術処置2-3あり 83 4.41 6.45 0.00% 73.24  
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 82 23.11 17.38 0.00% 86.07  
050050xx9913xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術処置1-1あり 手術処置2-3あり 72 4.60 6.61 1.39% 71.50  

循環器内科で最も多い症例は、狭心症などに対する心臓カテーテル治療及び心臓カテーテル検査のための入院です。


消化器内科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 72 6.69 7.61 0.00% 72.75  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 43 10.33 8.95 2.33% 73.91  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術処置2なし 定義副傷病名なし 40 8.95 8.75 5.00% 75.05  
060340xx03x01x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術処置2なし 定義副傷病名あり 37 16.92 16.81 2.70% 81.95  
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 31 3.26 2.61 0.00% 66.55  

消化器内科の最も多い症例は、胃癌に対する内視鏡的治療の入院です。


外科、小児外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 116 6.34 4.55 1.72% 70.10  
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 57 7.40 6.87 1.75% 61.30  
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 50 5.82 5.29 2.00% 40.34  
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術処置1なし 定義副傷病名なし 48 18.56 15.12 4.17% 75.19  
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 39 9.59 5.64 0.00% 60.97  

外科で最も多い症例は、鼡径ヘルニアに対して治療を行う症例です。


ひ尿器科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病名なし 52 8.58 5.22 1.92% 65.27  
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術処置2なし 51 8.75 6.85 0.00% 74.18  
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 36 11.64 11.19 0.00% 68.86  
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 33 9.61 7.75 0.00% 71.45  
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病名なし 26 5.00 7.08 0.00% 65.04  

ひ尿器科で最も多い症例は、尿路結石に対して経尿道的に結石除去を行う症例です。


腎高血圧内科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 49 17.00 11.49 20.41% 69.61  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 33 25.76 20.60 18.18% 85.94  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 31 17.71 13.52 16.13% 78.13  
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 17 21.65 14.23 11.76% 66.94  
110290xx99x0xx 急性腎不全 手術なし 手術処置2なし 14 17.21 14.36 21.43% 77.79  

腎高血圧内科で最も多い症例は慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全、次いで誤嚥性肺炎、腎臓または尿路の感染症です。


耳鼻いんこう科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030428xxxxxxxx 突発性難聴 58 7.47 8.55 0.00% 51.71  
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 43 4.74 5.51 0.00% 34.40  
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 31 7.97 8.37 0.00% 27.23  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 30 5.20 6.02 0.00% 56.30  
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 定義副傷病名なし 26 6.69 7.52 0.00% 41.50  

耳鼻いんこう科で最も多い症例は突発性難聴で、次いで扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎・急性咽頭喉頭炎に対する治療です。


整形外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 113 26.91 25.50 66.37% 84.93  
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 47 19.49 19.34 80.85% 83.43  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病名なし 35 3.46 4.76 0.00% 52.26  
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術処置2なし 24 22.13 19.27 62.50% 81.83  
160760xx97xx1x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病名あり 17 4.29 7.54 5.88% 70.29  

整形外科で最も多い症例は、股関節大腿近位骨折(足の付け根の骨折)に対して手術を行う症例です。当院での治療後は家庭復帰を目標としたリハビリ目的の転院が多いです。


糖尿病内分泌内科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術処置2-1あり 119 16.88 13.99 0.84% 68.40  
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術処置2なし 21 17.00 10.66 0.00% 73.38  
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術処置2なし 定義副傷病名なし 20 17.70 13.15 5.00% 54.90  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 13 27.08 20.60 23.08% 84.62  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 11 25.18 13.52 9.09% 82.00  

糖尿病内分泌内科で最も多い症例は2型糖尿病です。血糖コントロールや教育入院、合併症精査を行っています。


眼科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 182 2.75 4.46 0.55% 75.03  
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 34 2.76 2.54 0.00% 75.91  
020200xx99x1xx 黄斑、後極変性 手術なし 手術処置2あり 2.09  
020210xx99x1xx 網膜血管閉塞症 手術なし 手術処置2あり 2.15  
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術処置1なし 4.75  

眼科で最も多い症例は白内障に対する治療です。症例数が10に満たないものは「-」で表しています。


産婦人科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 26 9.15 5.93 0.00% 47.38  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術処置2なし 25 3.00 2.96 0.00% 47.00  
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 20 6.40 6.00 0.00% 45.60  
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 13 11.08 7.89 0.00% 74.31  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 11 10.00 9.23 0.00% 45.18  

産婦人科で最も多い症例は、子宮の良性腫瘍に対して治療を行う症例です。


小児科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 22 4.00 5.96 9.09% 1.59  
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術処置2なし 5.64  
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 5.51  
030270xxxxxxxx 上気道炎 4.72  
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術処置2なし 5.86  

小児科では急性気管支炎が最も多く、次いでウイルス性腸炎、上気道炎となっています。症例数が10に満たないものは「-」で表しています。


皮膚科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術処置1なし 13 30.54 12.88 7.69% 77.38  
070395xx970xxx 壊死性筋膜炎 手術あり 手術処置1なし 35.30  
080110xxxxx0xx 水疱症 手術処置2なし 28.98  
161000x199x0xx 熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満) 手術なし 手術処置2なし 12.63  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術処置2なし 20.03  

皮膚科で最も多い症例は、細菌による皮膚感染症である膿皮症(蜂窩織炎)です。症例数が10に満たないものは「-」で表しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 86 11 20 41 34 1 8
大腸癌 38 25 76 50 14 1 8
乳癌 48 47 34 42 1 8
肺癌 1 8
肝癌 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の治療患者数を、初発の病期分類別および再発に分けて集計したものです。初発、再発を含めて大腸癌が最も多く、次いで胃癌、乳癌の順になっています。
病期分類とは、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)までの4病期(ステージ)に分類するものです。
Stageが「0」のものは集計対象外となっています。なお、症例数が10に満たないものは「-」で表しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症 118 16.97 77.70
重症 36 23.89 83.69
超重症
不明

全国の傾向と同じように高齢者の肺炎が増加しています。高齢者で合併症を有する肺炎は重症化の危険性が高く、適切な抗生剤の使用や酸素投与などの治療が重要となり、長期入院する傾向となっています。なお、症例数が10に満たないものは「-」で表しており、インフルエンザ等ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎は除外しています。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
28 35.54 78.29 46.43%

当院では脳卒中に対して回復期リハビリテーション病院や維持期の管理を担う施設(介護施設、療養型病院等)と地域連携パスを用いて連携し、継続的な治療を行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

外科、小児外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 100 1.39 6.81 3.00% 64.84  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 96 1.25 3.57 0.00% 70.35  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合) など 54 4.09 14.96 3.70% 73.83  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 50 0.70 4.02 2.00% 41.06  
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 40 1.90 6.63 0.00% 61.28  

外科で最も多い手術は、胆嚢の摘出術です。症例数で最も多かった鼠経ヘルニアの腹腔鏡手術が2位、次いで結腸のロボット手術となっています。


循環器内科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 119 2.61 3.74 0.00% 72.23  
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 91 2.99 4.70 2.20% 74.82  
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 57 5.16 6.19 0.00% 75.12  
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他のもの) 53 1.85 3.40 1.89% 70.36  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 40 1.28 10.85 2.50% 82.40  

循環器内科で最も多い手術は、冠動脈ステント留置術です。なお「その他のもの」とは狭心症に対して行うものです。狭心症、心筋梗塞は、詰まっているもしくは詰まりかけた冠動脈を拡げることが必要となります。当院では他の検査で必要と判断された方にカテーテル検査を行い、狭い血管の場所を確定診断し、狭い部分をバルーン(風船)で拡げた後にステントという金網を内側にはります。


消化器内科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) 66 0.41 5.61 0.00% 73.88  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 59 2.12 6.56 79.66% 78.54  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 48 2.67 10.15 2.08% 79.67  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 30 2.10 1.33 0.00% 68.17  
K654 内視鏡的消化管止血術 23 0.96 9.26 4.35% 71.61  

消化器内科で最も多い手術は、胃癌に対する内視鏡手術です。次いで胃瘻造設術、胆道にステント留置を行う手術です。


ひ尿器科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 69 1.67 6.14 0.00% 74.35  
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 52 2.58 5.35 1.92% 66.10  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 51 1.25 5.75 1.96% 70.00  
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 36 1.00 9.64 0.00% 68.86  
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの) 33 1.61 7.00 0.00% 71.45  

ひ尿器科で最も多い手術は膀胱癌に対して行う経尿道的膀胱悪性腫瘍手術です。腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)には手術支援ロボット・ダヴィンチを使用します。


整形外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) など 100 3.81 20.74 57.00% 79.96  
K0462 骨折観血的手術(前腕) など 51 1.65 9.10 13.73% 66.57  
K0811 人工骨頭挿入術(股) など 30 5.77 21.37 63.33% 83.23  
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕) など 24 0.00 1.00 0.00% 58.33  
K0821 人工関節置換術(膝) など 21 1.29 26.86 19.05% 72.81  

整形外科で最も多い手術は、大腿骨骨折に対する手術で、次いで前腕骨折に対する手術です。


耳鼻いんこう科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 56 1.04 5.82 0.00% 24.07  
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 22 0.09 4.32 0.00% 38.09  
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 16 0.00 1.00 0.00% 5.19  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 15 1.00 3.27 0.00% 53.93  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 14 1.00 3.29 0.00% 56.07  

耳鼻いんこう科で最も多い手術は、口蓋扁桃摘出手術で、次いで扁桃周囲膿瘍に対する手術です。


眼科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 214 0.00 1.75 0.00% 75.11  
K279 硝子体切除術  
K220 結膜縫合術  
K274 前房、虹彩内異物除去術  
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合)  

眼科で最も多い手術は、白内障に対する手術です。症例数が10に満たないものは「-」で表しています。


産婦人科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 30 1.00 7.03 0.00% 49.37  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 25 1.00 4.52 0.00% 45.16  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 25 1.00 1.00 0.00% 47.00  
K877 子宮全摘術 10 1.00 8.30 0.00% 53.10  
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術  

婦人科で最も多い手術は、腹腔鏡による子宮全摘手術です。次いで、卵巣腫瘍摘出術、子宮頸部切除術となっています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 21 0.33%
異なる 14 0.22%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 59 0.92%
異なる

手術・処置等の合併症の中には透析シャント閉塞に対するシャント拡張・血栓除去術や、繰り返す閉塞に対するシャント再建術の症例も含まれており、当院では59件のうち86.4%が該当します。万が一合併症が発症した際もしっかりとフォローを行い治療を行っています。症例数が10に満たないものは「-」で表しています。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
746 671 89.95%

全日本病院協会の2023年度予防対策実施率と比較して、ほぼ同じ値となっています。

血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1,580 788 49.87%

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
688 536 77.91%

不適切な抗菌薬の使用は、薬剤耐性菌の発生や蔓延を助長することから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。
抗菌薬適正使用に重要なのは、正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。
当院の広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は77.91%です。

更新履歴

 

 

2024/9/30

DPCデータに基づく「病院情報」を公表しました。