認知症ドック

今何か不都合がある訳ではないけれども、認知症・アルツハイマーが心配・気になるという方、「認知症ドック」はいかがでしょうか。
MR検査と2種類のPET検査で脳の状態を診断します。最大の特徴は“専門医の診察アドバイス”が受けられることです。あなたと、そしてご家族の不安解消にぜひお役立て下さい。

明らかに“おかしい”と思われる場合には、まず外来受診することをおすすめします

内容

※検査と診察で計3回の来院が必要です(すべて予約制)

【1回目】検査日 月曜日・水曜日・木曜日 各1名限定13時30分~16時30分頃まで
内容 脳FDG-PET検査
(エフディジー)

ブドウ糖検査薬を使用し、脳の糖代謝(分布状況)を見ることで脳の機能低下を調べる検査です。
※がんのPET検査とは撮影方法が異なります。

所要時間:2.5時間

脳MR検査

磁力を用いて脳の断層撮影を行います。
通常の頭部MRIとは撮影方法を変えて、さらに専用ソフトを用いたデータ解析を行うものです。

所要時間:20分

【2回目】 検査日 火曜日・金曜日 各 1 名限定 13 時 50 分~16 時頃まで
内容 PIB-PET検査
(ピーアイビー)

アルツハイマーの原因物質[アミロイドタンパク質]に付着する性質を持った薬剤を使用し、脳へのアミロイド蓄積がないか調べる検査です。

所要時間:2時間

【3回目】 診察日 金曜日のみ、完全予約制
内容 専門医の診察 診察結果と、画像検査結果から総合判断

“PIB-PET検査”とは?

アミロイドの蓄積がわかる

  • 「PET検査」は、検査薬を投与しその薬剤の分布状況を撮影することで疾患を調べる検査です。
  • アミロイドタンパク質はアルツハイマー病の原因物質です。PIB-PET検査はこのアミロイドが脳のどこにどれぐらいたまっているかを画像で見ます。アミロイドがたまりはじめる様子や、病気の進行との関係について、PIB-PET検査による研究は世界中ではじめられています。
  • PIBはアルツハイマー病の超早期診断・発症前診断のためにアメリカで開発された検査薬で、アメリカではすでに検査が行われています。当院は北陸の医療機関では初めて実施できるようになりました。

費用

¥80,000(税別)

※この費用は、脳FDG-PET検査とMR検査のみの料金です。
PIB-PET検査の代金は含まれておりません。(詳細は下記をお読みください)
白山市在住の方は助成金が利用できます。お申し込み時にご確認ください。

注意事項

1. 脳のみの検査です

3つの検査はすべて脳(頭部)をみる検査です。全身をみることはできません。

2. 検査中の安静が重要です

脳の状態を正確に撮影するために必要です。心身を安静な状態に保って過ごすようにするためにアイマスクや耳栓を使用しながら休んでいただきます。
検査中の待ち時間も安静が重要ですので、自由に動き回ることはできません。

3. PIB-PET 検査と料金について

PIB-PET 検査は、日本では「臨床試験」段階です。そのため今回は臨床試験への参加という形を取っており費用負担がありません。そのため、もしPIB-PET検査をしなかったとしても料金は変わりませんのでご了承ください。

PIB-PET 検査を受けたくない場合は

PIB-PET 検査でみているアミロイドタンパク質は、
① 症状が無くてもすでに蓄積している場合もある
② アルツハイマー型認知症の治療は、進行を遅らせる内服治療が主であり、現段階ではアミロイドを溶かすような根本治療はまだ開発段階
そこで、検査結果に不安が強くPIB-PET検査は受けたくないと思われる方には、PIB-PET検査をせず、脳FDG-PET検査とMR検査のみにすることもできます。その場合はあらかじめお申し出下さい。

ドックのお問い合わせ・予約

公立松任石川中央病院 総合健診センター
TEL:076-274-5782